2007年1月24日水曜日

アルバム機能とライブラリのコレクション管理 (1)

 Picasaを使う際に便利な機能の一つに、「アルバム」機能がある。今までフォルダ間を行ったり来たりして、あるテーマに沿った画像(例えば「夕日」や「森」といった風景など)を探していた手間が無くなる便利な物。

 アルバム(昔は「ラベル」と言っていたらしい)機能は、簡単に言えば複数のフォルダにまたがったファイルをまとめた、言わばWindowsのショートカットのまとまり、ランチャーみたいなものと考えると分かりやすいだろうか。それまでエクスプローラで一つ一つ拾っていく作業をPicasa上でやってしまおうというわけだ。しかもアルバム自体はショートカットを作っているだけなのでまとめた画像で容量を食うこともない。

 例えば、「花」をテーマにアルバムを作ってみる。デジカメで花や植物を撮る人はそのものずばり「flower」といったフォルダを作ったりしているかもしれないが、実際には日付だけのフォルダや「~~旅行」といった適当なフォルダが殆どであろう。
 今までだったらエクスプローラを前に挫折しているところだが、Picasaを使えば「花」のテーマにあう画像を表示して右クリック→アルバムに追加→「花」で、画像をコピーや移動することなくまとめることができるのだ。

 ただ、いい点ばかりでもない。このアルバムを作るのは実際には、Picasaを使い続ける限り続くユーザの地道な整理にかかっている。つまり、「整理整頓」が好きな人でないとあまり意味がない。

 とは言っても一度テーマ(アルバムの名前)を決めれば後は右クリックで放り込むだけ。究極の話をすれば、ファイル名が被らなければ、一つのフォルダに画像を突っ込んでおくだけで後はアルバムで管理すると言うこともできてしまうわけだ。

(続く)

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